背中ニキビが出来る原因は正しくないケアによってできてしまうこともあります。髪を洗ったときにしっかりシャンプーを流さなかったり背中に刺激を与えてしまったりなど、背中ニキビができてしまう原因は様々です。
そしてこのような正しいケア以外にも背中ニキビができてしまう原因があるのです。
それはマラセチア菌です。
マラセチア菌を聞いたことがあるでしょうか?
[blogcard url=”https://senaka-nikibi-20.net/231″]マラセチア菌ってなんなの?

マラセチア菌というのは肌に常についている菌です。
マラセチア菌以外にアクネ菌という菌は聞いたことがあると思います。
アクネ菌もマラセチア菌と同様に肌に常についている菌です。しかしアクネ菌は体に無害なものですが毛穴に詰まってしまうと炎症を起こしてしまい、これがニキビになってしまいます。
しかしアクネ菌は顔に出来るニキビ特有な菌なのですがマラセチア菌は顔ではなく体のニキビを作ってしまう菌です。
主に背中、胸、腕などにできます。
そしてマラセチア菌はアクネ菌とは違ってカビなのです。
マラセチア菌が原因でニキビが出来る?
マラセチア菌が原因のニキビは普通のニキビと違います。普通のニキビは大きめのニキビがポツポツとできるのですが、マラセチア菌が原因のニキビは一箇所に赤いポツポツが集まったニキビになります。
[blogcard url=”https://senaka-nikibi-20.net/132″]- 大きめのニキビはアクネ菌が原因
- 一箇所に赤いポツポツが集まるニキビはマラセチア菌が原因
マラセチア菌が原因のニキビはマラセチア毛包炎
マラセチア菌は普通のニキビと違って名前が変わります。
マラセチア菌が原因で出来たニキビはマラセチア毛包炎という名前に変わるのですが、これは普通のニキビと違って症状が変わってきます。
マラセチア毛包炎の症状は?

先ほどもお伝えしましたように一箇所に赤いポツポツがたくさん出来るタイプのニキビです。
このニキビはマラセチア菌が原因で出来るニキビで名前はマラセチア毛包炎というものでしたね。
マラセチア毛包炎が出来ると少し痒くなるのが特長です。痒みを和らげようとマラセチア毛包炎を引っ掻いてしまうとマラセチア毛包炎はひどくなってしまいますし、酷い場合だと血が出てしまうこともあります。
さらに痛みも出てきてしまうので痒くても引っ掻かないようにしましょう。跡になって残ってしまう可能性もあるのです。
しかし痒みが出てしまうとどうしても抑えるのは難しいです。
なのでマラセチア毛包炎を治すには市販の薬を使うことをお勧めします。そしてここで注意なのですが、ニキビケアの薬を使ってもマラセチア毛包炎は治すことはできません。
普通のニキビとマラセチア毛包炎はかなり似ています。特に体に出来たマラセチア毛包炎をニキビと勘違いしてしまいニキビ薬を使っても治そうとする方もいますが治すことはできません。
つまり普通のニキビとマラセチア毛包炎を見分ける必要があるのです。
普通のニキビとマラセチア毛包炎の違いは?
普通のニキビとマラセチア毛包炎の違いを知らないと自分で対処できませんので注意してくださいね。
こちらにニキビとマラセチア毛包炎の見分け方についてまとめたのでご覧ください♪
[blogcard url=”https://senaka-nikibi-20.net/450″]マラセチア毛包炎を治す市販の薬は?
マラセチア毛包炎に効果がある薬はイミダゾール系の薬です。
イミダゾール系と聞いて「???」と思う方もいるはずです。そうです、イミダゾール系薬というのは水虫を治す薬にも含まれているものです。
実はイミダゾール系というのはマラセチア毛包炎や水虫に効果があるのです。つまり水虫に使われる薬がマラセチア毛包炎にも効果があるのです。
[blogcard url=”https://senaka-nikibi-20.net/274″]イミゾダール系の薬を使うときの注意点
イミゾダール系の薬を使うとマラセチア毛包炎を治す効果があるとお伝えしましたが、マラセチア毛包炎だと思ってイミゾダール系の薬を使っていて、気付いたら普通のニキビだったという人も中にはいるのです。
しかしこの間違いはものすごく深刻でマラセチア毛包炎に効果があるイミゾダール系の薬は普通のニキビに使うと逆効果なのです。
つまり普通のニキビにマラセチア毛包炎に使うイミゾダール系の薬を使ってしまうとさらにひどくなってしまうのです。
なので普通のニキビとマラセチア毛包炎を区別する必要があります。
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イミゾダール系の薬の使い方
イミゾダール系の薬を使うとマラセチア毛包炎に効果がありますが1〜2ヶ月間使い続ける必要があります。
イミゾダール系の薬を使ってマラセチア毛包炎が消えたとしてもマラセチア毛包炎の原因のマラセチア菌はまだ肌の中に残っています。
なので「マラセチア毛包炎が消えたからイミゾダール系の薬使うのや〜めよ!」と薬をやめてしまうとまたすぐにマラセチア毛包炎ができてしまう可能性があります。
マラセチア毛包炎が消えたとしてもマラセチア菌対策のために1〜2ヶ月間使い続けましょう!
めんどくさいかもしれませんが背中のマラセチア毛包炎はかなり良くなりますよ!
まとめ
背中ニキビだと思ったらマラセチア毛包炎だったということもあります。
マラセチア毛包炎は普通のニキビ薬では治らないのでしっかり判断してイミゾダール系の薬を使いましょう。
そして普通のニキビにイミゾダール系の薬を使ってしまうと悪化させてしまう可能性がありますので注意が必要です。
今まで背中ニキビが治らなかった!という方はもしかしたらこの記事で紹介したマラセチア毛包炎だったのかもしれません。
自分で判断するのが難しかったら皮膚科に行くのも1つの手です。しかしニキビとマラセチア毛包炎の症状は違いますので自分で判断することもできます。
しかし適当に判断するのではなく、自分の体なのでしっかり判断してみてくださいね。